バブル自体に購入した土地を持っている方は、毎年普通よりも多い税金を支払っている方が多いです。
それは固定資産税が非常に高いことです。ちょっとおかしいと思う方が多い様な税制度になっているんです。
今回はそんな固定資産税と評価損について詳しく解説させて頂きます。
目次
土地を高い時に買うと損をする?固定資産税の評価損
例えばバブル時代で有る、1990年代と今とを比べて土地の評価額が半分になったとします。
そうすると確定申告をすれば税金が安くなるのではと思うでしょう。実はそうなりません。
税金はその時の路線価ではなく、固定資産税評価額で決められます。
つまり評価額が下がらなければ税金も下がりません。評価で損だと言われても、その土地を所有してる限り、評価は変わらないのです。
▼あなたの不動産はいくらで売れる?「オンライン一括査定」なら無料で不動産の最高売却価格を知れます
不動産の評価が下がっても、固定資産税は大きく下がらない
どういうことかと言うと、バブル期に買った車が1000万円だとしましょう。
それが今は500万円になったんだけど、だからと言って税金も下がるかと言うと下がらないのです。
購入した時の税金のままなのですね(実際は少しずつ下がります)
だからこのような場合はいったん売却することで評価損が確定しますから、それで確定申告を行うと通算で税金が安くなります。
ただ、土地は手放してしまうことになるので、それをためらう人にはお勧めしません。
土地や不動産は活用しないなら売却しましょう
毎年、莫大な固定資産税を支払いながら、有効な活用方法も見いだせないのであれば、ここらでリセットするのが良いのではないでしょうか。
土地は活用してこそ生きてきます。
有効な活用方法、それに見合った経費(税金を含む)によって適切に運営ができます。
お金が余って仕方ないと言う人以外、法人であっても不動産をどんどん切り崩してる時代だと言うことですね。